ホームルーターを検討するとき、気になるのは『実際にどれくらい速いのか』という点ですよね。カタログでは高速でも、家で使うと遅いのではと不安になる人は多いはずです。この記事では、主要3機種の実測データを比較し、用途別の必要速度や遅いときの改善方法まで、判断に必要な情報をまとめて解説します。
ホームルーターの実測速度は50〜150Mbps|主要3機種の目安を紹介

結論から言うと、ホームルーターの実測速度は機種差が大きいものの、直近3か月平均では主要5Gホームルーターでおおむね117〜207Mbps、ホームルーター全体平均は下り167.0Mbpsが目安です。
ただし好条件なら、主要5G機種は平均で150〜210Mbps前後まで伸びます。5G対応機種の実測目安は100〜200Mbps程度で、ホームルーター全体の平均は下り167.0Mbps、上り25.0Mbps、Ping41.7msです。 Source Source
主要ホームルーター3機種の実測速度一覧
主要3機種の実測をざっくり比べると、home 5G HR02とWiMAX L13が200Mbps前後、SoftBank Airは150Mbps前後が目安です。
機種下り上りPingdocomo home 5G HR02210.17Mbps19.43Mbps43.61msWiMAX +5G L13204.15Mbps26.77Mbps42.82msSoftBank Air149.6〜151.69Mbps14.42〜14.6Mbps41.85〜44.5ms Source Source
一方で実地検証では、WiMAX86.15Mbps、home 5G 98.53Mbps、SoftBank Air70.78Mbpsという結果もあります。つまり実測は、住環境と時間帯で大きく変わります。 Source
理論値(最大速度)と実測値が違う理由
理論値と実測値が違うのは、最大速度がベストエフォートの理論値だからです。
実際の速度は、設置場所、時間帯、電波状況、5G対応エリアかどうか、建物の構造に左右されます。『最大4.2Gbps』と書かれていても、家庭で常時その速度が出るわけではありません。 Source
【実測データ比較】ホームルーター速度ランキング

直近3か月の公開平均で見ると、速度重視の順位は1位 docomo home 5G、2位 SoftBank Air、3位 WiMAX L13です。
直近3か月の公開平均では、docomo home 5Gが207.06Mbps、WiMAX L13が117.02Mbps、SoftBank Airはサービス平均149.49Mbpsです。 Source
【1位】docomo home 5G HR02の実測速度と評判
速度重視で選ぶなら、もっとも有力なのはdocomo home 5G HR02です。
公開平均では下り210.17Mbps、上り19.43Mbps、Ping43.61msでした。みんそくのサービス別平均でも、ドコモ home 5Gは下り207.06Mbps、上り21.8Mbps、Ping38.82msと高水準です。 Source Source
7日間の実機比較動画でも、home 5Gは夜間を含めて高速かつ安定と評価されています。動画視聴は4Kでも快適ですが、FPSや格闘ゲームではPing40〜50msが気になる人もいます。 Source Source
【2位】WiMAX +5G(L13)の実測速度と評判
WiMAX +5Gの最新ホーム型であるL13は、速度とコストのバランスが強みです。
直近3か月平均は下り117.02Mbps、上り26.9Mbps、Ping46.45msでした。上りはhome 5Gより速く、写真や動画のアップロードが多い人には相性がいい機種です。 Source
一方で実地検証では60〜100Mbps前後で推移する場面もあり、設置環境の影響は小さくありません。遅延は比較的優秀とされますが、絶対速度ではhome 5Gに一歩届かない傾向です。 Source
【3位】SoftBank Air(Airターミナル5)の実測速度と評判
SoftBank Airは、平均速度では3番手ですが、使い方次第では十分実用的です。
SoftBank Airのサービス平均は下り149.49Mbps、上り14.61Mbps、Ping44.54msですが、現行のAirターミナル6平均は下り175.78Mbps、上り21.37Mbps、Ping40.85msです。別の2026年比較でもAir系は下り151.69Mbps、上り14.42Mbpsでした。 Source Source
注意したいのは夜間の混雑です。実機比較動画では、日中は速い一方で、夜に1桁Mbpsまで落ちる日があると紹介されています。平均値だけでなく、使う時間帯も必ず確認しましょう。 Source
【比較表】3機種の速度・料金・特徴まとめ
機種平均下り月額の見方特徴home 5G HR02210.17Mbps月額5,280円速度最優先向けWiMAX L13204.15Mbps実質月額は比較的安め上りも速くコスパ良好SoftBank Air149.6〜151.69Mbps契約窓口で差が出やすいY!mobile利用者と相性が良い Source Source
結論として、速度重視ならhome 5G、料金と柔軟さのバランスならWiMAX、スマホセット割重視ならSoftBank Airを候補にすると選びやすいです。 Source Source
用途別に必要な速度の目安|あなたの使い方で足りる?

ホームルーター選びで大切なのは、最速機種を選ぶことより、自分の用途に必要な速度を満たすことです。
動画視聴や会議なら100Mbps未満でも快適なケースは多く、逆にゲームは下り速度よりPingのほうが重要です。 Source Source
動画視聴(YouTube・Netflix)に必要な速度
動画視聴なら、必要速度はそれほど高くありません。
目安はSDで3Mbps以上、HDで3〜5Mbps以上、4Kで15Mbps以上です。つまり主要ホームルーターの50〜150Mbpsでも、YouTubeやNetflixは十分快適に見られます。 Source
home 5Gの解説記事でも、YouTubeやPrime Video、Netflixの4KやフルHDはストレスなく楽しめるとされています。 Source
オンラインゲームに必要な速度とPing値
オンラインゲームでは、下り速度よりもPing値を重視しましょう。
一般的な目安はPing50ms以下です。FPSや格闘ゲームのように反応速度が重要なジャンルでは、15ms以下が理想とされています。 Source Source
home 5GのPingは40〜50ms程度が多く、RPGやカジュアルゲームには十分です。反対に、競技性の高いゲームを本気で遊ぶなら、光回線のほうが安心です。 Source
テレワーク・Web会議に必要な速度
テレワークやWeb会議なら、ホームルーターでも十分対応できます。
Web会議の目安は下り3.0Mbps以上、上り3.8Mbps以上です。主要3機種はこの基準を大きく上回るため、ZoomやTeams中心なら大きな不満は出にくいでしょう。 Source
ただし夜間に家族の同時利用が増えると、会議映像が粗くなることがあります。安定性を高めたいなら、混雑しにくい時間帯に速度を測っておくのが有効です。 Source
ホームルーターの速度に影響する3つの要因

ホームルーターの速度は、機種の性能だけで決まりません。
特に影響が大きいのは、電波状況、時間帯の混雑、同時接続台数の3つです。契約前にこの3点を理解しておくと、失敗しにくくなります。 Source Source
電波状況(エリア・建物構造・設置場所)
もっとも影響が大きいのは、電波の入りやすさです。
5Gエリア外では4G接続になりやすく、速度は落ちます。さらに、鉄筋コンクリート、家具、家電、Low-Eガラスのような遮蔽物でも通信品質は低下します。 Source
集合住宅でも使えますが、窓のない部屋や床置きでは不利です。窓際や部屋の中央に近い高い位置ほど有利という説明は、実機解説でも共通しています。 Source Source
時間帯による混雑(夜間は遅くなりやすい)
夜に遅くなりやすいのは、基地局の利用者が増えるからです。
特に20時以降は動画視聴やゲーム利用が重なり、速度が落ちやすくなります。実機比較でも、SoftBank Airは日中高速でも夜に大きく落ち込む傾向が見られました。 Source
平均速度だけでは判断しにくいので、自分が使う時間帯の実測を重視してください。 Source
同時接続台数(多いと速度低下)
家族で同時に使うほど、1台あたりの体感速度は落ちやすくなります。
動画視聴、会議、ゲーム、スマホの自動更新が重なると、回線帯域が分散するためです。使っていない端末のWi-Fiを切るだけでも、速度低下は抑えやすくなります。 Source Source
ホームルーターの速度が遅いときの改善方法5選

速度が遅くても、すぐに解約を考える必要はありません。
実際は、設置場所や接続設定を変えるだけで改善することが多いです。まずは手間の少ない方法から順番に試しましょう。 Source Source
設置場所を窓際・高い位置に変更する
改善策の中で、もっとも効果が出やすいのが設置場所の見直しです。
ルーターは窓際、部屋の中央寄り、少し高い場所が基本です。床置き、本棚の中、テレビ裏、金属ラックの中、電子レンジの近くは避けてください。 Source Source
5GHz帯に接続を切り替える
Wi-Fiが混雑しているなら、5GHz帯への切り替えが有効です。
2.4GHzは遠くまで届きますが、家電との干渉を受けやすい帯域です。5GHzは障害物に弱い反面、干渉が少なく高速なので、同じ部屋や近い部屋で使うなら優先したい設定です。 Source Source
接続機器を減らして負荷を軽減する
端末をつなぎすぎているなら、不要な接続を切るだけでも改善します。
使っていないスマホ、タブレット、テレビ、ゲーム機が常時つながっていると、帯域が分散します。家族で使う場合は、更新作業や大容量ダウンロードの時間もずらすと効果的です。 Source Source
ルーターを再起動する
長期間つけっぱなしなら、再起動を試す価値があります。
実機解説では、1週間から1か月に1回ほど電源を抜き、90秒待ってから入れ直す方法が紹介されています。ルーター本体だけでなく、スマホやPCの再起動も有効です。 Source
速度測定で現状を把握する(測定ツール紹介)
改善前後の変化を見るには、速度測定が欠かせません。
まずは朝、夕方、夜の3回ほど測定して、下り速度、上り速度、Pingを記録しましょう。比較の目安としては、みんそくのホームルーター全体平均が下り167.0Mbps、上り25.0Mbps、Ping41.7msです。 Source
地域差も大きいため、都道府県別レポートも参考になります。エリア平均は下り186.73Mbps、上り24.18Mbps、Ping52.85msでした。 Source
ホームルーターと光回線の速度比較|どっちを選ぶべき?

速度と安定性を最優先するなら、やはり光回線が有利です。
ただし、工事不要ですぐ使える手軽さはホームルーターの大きな魅力です。何を優先するかで、最適な回線は変わります。 Source Source
速度・安定性の違い
純粋な速度では、光回線のほうが一段上です。
ホームルーターの下り平均は90〜200Mbpsほどですが、光回線は400〜700Mbps、別データでも250〜300Mbps程度が目安です。特に上りは、光回線のほうが大幅に速い傾向があります。 Source Source Source
ホームルーターが向いている人・光回線が向いている人
ホームルーター向きの人は、工事なしですぐ使いたい人、引っ越し予定がある人、動画視聴やテレワーク中心の人です。光回線向きの人は、オンラインゲームを本格的に遊ぶ人、家族で同時接続が多い人、通信品質を最優先したい人です。 Source
ホームルーターの速度に関するよくある質問

ホームルーターに速度制限はある?
A: 基本は無制限のサービスが多いです。
ただし、短期間に極端な大容量通信をすると制限対象になる可能性があります。無制限でも『完全に無条件』ではない点は覚えておきましょう。 Source
速度が遅いときは問い合わせるべき?
A: まずは設置場所、5GHz接続、再起動、同時接続の見直しが先です。
それでも改善しないなら、端末不良やエリア相性の可能性があります。改善策を試した後でも遅い場合は、サポートへ相談する価値があります。 Source Source
5Gエリア外でも十分な速度は出る?
A: 4G接続でも日常利用なら十分なことは多いです。
ただし、5Gエリア外では速度の上限は下がりやすくなります。動画視聴や会議には足りても、混雑時の余裕は5Gエリア内より小さくなると考えてください。 Source Source
マンション・アパートでも速度は出る?
A: 使えますが、部屋の位置と建物構造の影響は受けます。
窓から遠い部屋、壁が多い間取り、家具や家電が密集した環境では不利です。集合住宅でも、窓際の高い位置に置けば改善しやすいので、設置場所が重要です。 Source Source
まとめ|速度重視ならhome 5Gがおすすめ!まずは設置場所の見直しから

ホームルーターの実測は50〜150Mbpsが目安で、好条件では200Mbps前後も狙える。速度ランキングは、home 5G HR02、WiMAX L13、SoftBank Airの順で考えやすい。動画視聴やWeb会議なら十分実用的だが、競技性の高いゲームは光回線が有利。遅いときは、窓際の高い位置への設置、5GHz接続、再起動、接続台数の整理を先に試す。
迷ったら、まずは速度と安定性のバランスがよいhome 5Gを軸に比較してみてください。契約前は、自宅エリアと夜間の実測傾向まで確認すると失敗しにくくなります。 Source Source


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